フレキシブルな可動設備
ムービングブロック
総重量15,000トン、高さ41.5メートルの巨大な構造物が、約9,000席の客席と数々の施設もろとも70メートル水平移動し、メインアリーナは最大約37,000席の観客席を迎えるスタジアムに早変りします。
可動床機構(ラムダ床)
アリーナ床の一部を階段状に下降させ、ステージやコートの間近に新たな2,000席以上の客席を創り出します。
スライド式可動席機構(ロールバック席)
約13,000席の客席を引き出したり収納したりすることで、様々な客席配置パターンを実現します。
アリーナ天井機構
吊フックのある分割天井がそれぞれ昇降します。大型イベントの持ち込み設備にも対応でき、より自由に舞台を設営することができます。また、天井の昇降機構により、イベントごとに最適な空間規模を設定でき、音楽にスポーツに臨場感あふれるステージをつくり出します。
間仕切り機構
ロールスクリーンによって天井から床までを完全に仕切ります。22,500席のアリーナから約6,000席規模のホールへと、切り替えが可能です。
音響性能
分割・昇降する可動天井システムを用いてそれぞれのイベントに最適な音響空間を作ることができる他、吸音性素材を用いた座席や音を拡散させる為の凸凹面をつけた壁面の採用により、「音の聴きやすさ」に優れています。
縦型通路
全ての通路はステージに向かって縦型に伸びています。観客の横方向の移動で視線が遮られることなく、観覧・観戦が楽しめる理想的な客席配置です。緊急時の避難もスムーズです。